コースタイム(休憩時間を含む) | ||
登山日 2009年08月08日 |
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【ひとくちメモ】
昔はトムラウシ山へ至る登山道として利用されていましたが,その後長い間閉鎖され遭難救助用の避難路として密かに整備されていたコースです。
7〜8年前から登山口へ至るゲートの鍵が貸し出されるようになり,今では本州からのツアーも入る人気のコースとなりつつあります。 人気のコースとなり,7年前にこの道を利用してトムラウシ山へ往復した時に較べ登山道が広く,荒れて来たように感じました。 登山口に至る最初のゲートの鍵は電子ロックで旭川と美瑛の森林事務所で貸し出していますが,平日のみの貸し出しとなっています。 貸し出している鍵の数も限られており,予約も出来ないため,森林事務所へ行っても借りることが出来ない可能性もあります。 鍵の数の制限等で何とかこれ以上このコースが荒れるのを防いでほしいものです。 写真提供 felさん |
以前訪れた際の素晴らしい景色とお花畑が忘れられず,7年ぶりにこのコースを訪れました。金曜日の午後に旭川の森林事務所で鍵を借り受けます。週末にもかかわらず,この日は幸運にも鍵を借りることが出来ました。 鍵の返却は玄関脇のポストへとの指示を受けました。 金曜日の夜は旭川の21世紀の森でキャンプ,翌朝美瑛町の俵真布を目指します。 さて,今回のメンバーは,レギュラーメンバーのFさん,Tさんです。 |
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登山口には既に数台の車が駐車しています。 |
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登山口からはしばらくは森の中の傾斜の緩やかな登山道が続きます。 約1時間で前方に岩れきの斜面が見えてきます。 以前訪れたときは道しるべとなるものもなく,通過するのに結構時間がかかりましたが,今回は所々に印が付けられており,前回より楽に通過することが出来ました。 |
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岩れきの斜面を登り詰めると笹が生い茂る登山道となり,しばらく進むと扇沼山の山頂へと躍り出ます。 前方には雲の合間にオプタテシケ山が綺麗な釣り鐘状の姿を見せています。 |
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山頂から下見ると,扇型をしている神秘的な硫黄沼の青い湖面が輝いて見えます。 山頂で一服した後,トムラウシ山への縦走路を進みます。 前回訪れた7月中旬には登山道の脇に数多くの高山植物が花をつけていましたが,花の時期は過ぎたと見えて,今回はあまり多くの花を見かけることは出来ませんでした。 |
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縦走路を進むと,やがで特徴的な形の兜岩が見えてきます,縦走路はこの兜岩の脇をトラバースした後一気に下り,三川台へとの長い登りとなります。 今日は時間も限られており兜岩手前で引き返すこととしました。 来年はもう少し早い時期にこのコースを縦走し,トムラウシまで行きたいものです。 |
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