コースタイム(休憩時間を含む) | ||
登山日 2004年10月03日 |
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登山口 10:05 林道終点 10:30 山 頂 12:05 『登り 1時間20分』 |
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山 頂 12:55 林道終点 13:28 登山口 14:25 『下り 1時間05分』 水平移動距離(往復) 9.25キロ |
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【ひとくちメモ】
登山道は、「奈井江コース」と「美唄コース」の二つのコースがありますが、現在(平成16年10月現在)は、「美唄コース」は 道路工事のため年数回実施される登山会に参加しなければ、個人で登ることが出来ません。 「奈井江コース」は、JR 奈井江駅近くの林道を東に15キロ程進んだ先が登山口となります。 林道は途中から極端に狭くなっており、路肩も弱いので走行には充分な注意が必要です。 路面は比較的状態の良い 場所が多いですが、場所によっては普通車だと「ガリガリ〜」と車体の底を擦る場所がありそうです。 途中から山が迫り、 林道の走行も、1人ではかなり心細くなる寂しさ(笑)です。 林道の終点近くに二軒の作業小屋があり、二軒目の小屋にはトイレが設置されていて、登山者にも開放しているようですが、 今回は実際に小屋に入って確認はしませんでした。 |
札幌から日帰りで楽しめる低山を物色していたところ、まだ未踏の「美唄山」へということとなり、大麓山へ御一緒したMさんとNさんをお誘いして、美唄山奈井江コースへ向かうこととしました。 昨夜からの雨も上がり、穏やかな日差しの指す中を登山口へ車を走らせますが、先日の台風18号の影響が残り、登山道は実にワイルドな状態。途中何度か車を降りて林道に覆い被さる倒木の枝を除けながらの走行となりました。 |
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登山口から3.5キロ程は勾配の急な林道歩きとなります。 登山口からすぐ、自動車ならローギアに入れないと登れないような急峻?!な林道が続きます。 特に登山口の近くの林道は勾配が急なため雨水で林道が浸食され、このままでは自動車が通行出来ない状態となっていました。 登山口のすぐ横の崖には、露頭に石炭の層が露出しており、往年の「石炭の街美唄」を彷彿とさせます。 |
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高度が上がるにつれて、登山道の下から沢に水が流れる音が響きます。 美唄山には、沢から山頂への稜線上へ登る沢からのコースもあるそうですが登山道からは直接沢を眺めることは出来ません。 |
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やがて、登山道から、目指す頂上が見え隠れし始めました。 もうすぐ林道歩きの終点です。 |
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登山道入り口から、1.4キロで山頂という標識が設置されており、これからは足腰に優しい?!登山道歩きとなります。 |
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最後の急斜面を駆け上がると、目指す山頂に躍り出ます。 山頂には2名の先客が食事を取っていました。 今日は、美唄市内から登る「美唄コース」で登山会が開催されると聞いていたので、もっと賑やかな山頂を想像していましたが、山頂に居た先客の方の話では、既に下山したとのことです。 山頂からは、樺戸山系とその下に広がる石狩平野を望むことが出来ます。 遠くには微かに石狩湾の海面も覗いています。 美唄山も、予想外に海が見える山だったようです。 山頂でゆっくりと昼食を摂り、素晴らしい展望を十二分に楽しみ下山しました。1000メートルに満たない低山ということで、展望はあまり期待していませんでしたが、予想?!に反して、素晴らしい展望を得て、満足な山行となりました。 |
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芦別岳〜夕張岳へのパノラマ |
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旭岳〜十勝岳〜下ホロカトメックへのパノラマ |
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美唄山へのアプローチGPSトラック |