新道コース〜狩場山〜旧道コース
狩場山 旧道に関する補足情報 |
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2003.08.31 狩場山新道〜旧道コースを歩いて来ました。 新道コースは、良く整備されており問題なく登ることが出来ますが、旧道コースは廃道状態となっており一部の登山道は完全に消滅状態となっています。 その他の場所も、足元が草で覆われて全く見えない状態となっていますので使用しない方が良いと思います。 営林署の関係者の話では、今後も整備の予定はないそうで、完全に廃道となるのは時間の問題のようです。 |
| 新道コース登山口 | 7:50 |
| お花畑下大雪渓 | 9:25 |
| お 花 畑 | 9:55 |
| 南 狩 場 | 10:15 |
| 狩場山山頂到着 | 10:50 |
| 狩場山山頂出発 | 11:50 |
| 東狩場トラバース下 | 13:00 |
| 旧道コース登山口 | 14:40 |
蝦夷松山に続く第2回山行遠征「狩場山」を計画していたところ、「こめっととうさん」ことHasegaさんご夫妻も参加して下さるとのことで、北海道の山の中でも有数の熊の住みかに行くには人数が多いほど心強く、「感謝、感謝」で同行を御願いする。

ダケカンバなどの灌木の林の中を変化にとぼしい、やや急な登りが続く。 変化に乏しい登山道だが、この季節は山道の両脇に変化に富んだ高山植物が咲き乱れており、花の名前を確認しながらゆっくりと登っていく。 途中、登山道脇に、多量の熊の毛が付着した木の枝を
見つける。おそらく熊が木の枝に体をこすりつけて、かゆいところでも掻いたあとであろう。 いよいよ熊の縄張りへの侵入である。 途中、かなり急なルンゼ状の岩場の登りもあり、「初級45点」のランキングながら結構ワイルドな道である。 やがて、森林限界を超え大雪渓に到着する。 大雪渓はかなりの規模で、切り立った雪の斜面を慎重に横切る。 もし、足を滑らせれば、かなり下まで落ちてしまいそうな斜面で、急斜面のため下が見えず一層恐怖感を増長させている。 南狩場への短い急な登りを登り切ると視界が広がり、日本海、羊蹄山、遠くには渡島駒ヶ岳の鋭い山影もかすかに見え、最高の視界である。 南狩場からの登りは緩やかな尾根道となり、雪に埋もれた親子沼を経て山頂に至る。
下りは、旧道コースを利用する。 旧道コースは、登ってきた新道コース方向へ一旦降りて、すぐ分岐があり尾根道を一気に下る。 途中まだかなり大きな雪渓も残っていて、道が解りにくくなっているので要注意である。 尾根道の両側に
は、ウコンウツギ、ベニバアイチゴなどが咲き乱れていて、これからの下りが楽しみである。 旧道コースも新道コース同様熊の痕跡が数多く残されており、比較的新しい大量の糞が、あちこちに落ちている。 途中、獣の強い臭いがする場所もあり、これが単独行ならさぞ心細いことであろう。 尾根道も終わりに近づく頃、後ろを振り返ると、雪渓を抱いた見事な山頂を望むことができる。 これから、いよいよ旧道コースの難所東狩場山下のトラバース地点にさしかかる。 登山道は、登山靴の幅程度しかなく、しかも倒木等が折り重なるように登山等を塞いでおり、非常に歩きにくい。 途中、斜面が大きく崩落している地点があり、慎重に通過する。 かなり、長い時間歩いているのだがなかなか高度が下がらず、ひたすら小さなアップダウンが続いて、これが下りではなく、登りならかなり辛い思いをすることであろう。 やっとの思いで6合目に到着。 「いやいやしんどいワイルドな道だ」と、ついついみんなの口から愚痴が出る。 東狩場トラバースを越えてから、いよいよ急な下りが始まり、一気に高度が下がる。 登山道には、合目と標高、距離が書かれている標識が
設置されているのだが、数本を除いてほとんど破損しており、何が書かれているか解らないものもある。 ブナの木が、ちらほらと見えだし、ようやく歩きやすい登山道となる。 やがて、激しく水の流れる音が聞こえ、この周辺からブナの巨木が林立しており、爽快なブナの林を順調に進む。 いくつかの川を越えて、ようやく朝に車を止めた登山口に到着する。