コースタイム(休憩時間を含む) | ||
登山日 2004年10月09日 |
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登山口 10:47 白雲山尾根 11:33 山 頂 12:10 『登り 1時間23分』 |
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山 頂 13:10 天望山コル 13:36 然別湖畔 13:45 登山口 14:36 『下り 1時間26分』 |
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【ひとくちメモ】
登山道は、「然別湖コース」と「上士幌コース」の二つのコースがありますが、「上士幌コース」は林道歩きが約1時間あるので、今回は短時間で登ることが出来る「然別湖コース」から登ることにしました。 登山道は、よく整備されており、特に危険な場所はありません。 白雲山山頂直下の「上士幌コース」への分岐と、山頂から 天望山への分岐には標識が設置されていないので、注意が必要です。 白雲山から天望山のコルまでの下りの登山道は、場所によって道が狭くなっていますが、草が登山道に被っていて分かり にくいので、足を踏み外さないように注意して下りましょう。 |
紅葉を楽しめるのも、そろそろ最後ということで、3連休を利用して然別湖、糠平湖周辺の山へ遠征することとなりました。 当初は安定した晴天が予想されていましたが台風が接近しており、二日目の日曜日に北海道を直撃しそうです。 当初は2日で2山の予定でしたが、台風の動きによっては2日目は観光ということで出かけることとしました。 今回のメンバーは、先日黒岳〜愛山渓温泉まで縦走した際に御一緒したFさん、Aさん、Mさん、そして大麓山、美唄山で御一緒したNさんの合計5名です。 |
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登山口横には登山道を示す案内板と入山届けのボックスが設置されていますが、案内板には何故か白雲山の頂上を示す表示がありません。 入山届けに記入して、出発します。 今日は既に7〜8組の登山者が入山しているようです。 登り初めてすぐ、白雲山へ向かう登山道と、然別湖の湖畔を辿り天望山へ向かう分岐に差しかかり、今回は真っ直ぐ白雲山山頂を目指します。 |
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所々岩が苔むしている場所もあり、幽玄な雰囲気が漂います。 先日の台風18号の被害は、道東は比較的少ないと聞いていましたが、登山道には倒れたり、途中で折れた木が何本か散乱している場所もあり、改めて台風の被害の大きさを感じました。 しばらく比較的急な登山道を進むと、やがて平坦な登山道が延びる稜線に辿り着きます。 稜線の平坦な登山道を過ぎると、次第に登山道は稜線から山肌を縫って下りへと変わります。 |
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やがて目の前に岩が崩壊したような岩山が現れます。 岩山の頂上が山頂となっており、山頂には先客の登山者の姿が見えています。 |
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山頂には、朽ちかけた木の標識と、錆びて朽ちた山頂標識が落ちているだけで、いささか寂しい山頂です。 先客の登山者が2〜3組いたので、お願いして今回の参加者全員で記念者写真を撮ってもらいました。 |
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うっすらと見えてきた下界には、蒼い湖面と周囲の鮮やかな紅葉が素晴らしいコントラストを作っています。 しばらくすると完全な「晴れ」とは言えないものの、然別湖全体が見渡せるようになり、長く細長い然別湖の様子が手に取るように眺めることが出来ました。 |
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食事を終え、山頂から天望山方向に下山します。 当初は天望山の山頂を経由して湖畔を通り下山の予定でしたが、今晩の宿のチェックイン時間の関係から天望山の山頂を踏まないで、途中のコルから湖畔に下山することにしました。 下山口を示す看板は、特に設置されていませんが、山頂を越えて少し下に下った場所に白いペンキで下山方向を示す矢印が書かれています。 さらに下るとようやく看板が設置されていましたが、その看板には「天望山」ではなく「展望山」と書かれており、使用する漢字に統一が計られていないようです。 天望山に至登山道は、笹が覆う比較的歩きやすい登山道で、美しく紅葉した広葉樹の樹林帯を一気にコルまで下っていきます。 |
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やがて、天望山へ向かうコルに到着です。 コルから然別湖畔までは10分足らずですが、先日の台風18号の影響で、登山道に倒木が倒れている場所が数カ所ありました。 湖畔から登山口までは気持ちの良い湖畔沿いの平坦な道となります。 木の上から紅葉した落ち葉が舞い降り、妖精が現れそうな少し幻想的な雰囲気です。 湖畔沿に対岸の紅葉を楽しみながら進むとやがて今朝出発した湖畔の登山口に到着です。 薄くガスがかかり、山頂からの展望は期待していなかったのですが、予想に反して素晴らしい山頂からの展望と美しい紅葉を堪能し、遠くまで出かけた甲斐のある充実した山行となりました。 同行者の皆さん、ありがとうございました。 |
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白雲山へのアプローチGPSトラック 地図上の登山道と実際の登山道が大きくずれています。 (一部GPSの受信状態が悪く、トラックが飛んでいます) |