無名峰(三角点 三国内)
                                                                2008. 04.06



コースタイム(休憩時間を含む)

登山日 2008年04月06日
                                    
     『登り所要時間 2時間42分 休憩を含む』 
民家最終地点 09:03  930メートル地点最終壁 11:15  山頂 11:45
 『下り所要時間 1時間  休憩を含む』
山頂 12:35  930メートル地点最終壁 12:40 民家最終地点 13:35


【ひとくちメモ】

   目指す山頂は地図には名前が記入されていない三角点(三国内)です。 標識等は全くありませんので
   充分調査してから山頂を目指しましょう。 登山口の民家最終地点は除雪車の回転スペースとなって
  いるのでくれぐれも邪魔にならないように配慮して駐車する必要があります。
   生活道路ですから最終地点の民家の方には迷惑がかからないように充分な配慮が必要です。
  
写真提供 フェルさん <(_ _)>
 


 
 山仲間の呼びかけでKoyaさんがこの冬既に2回訪れているニセコ山系の無名峰(三角点名 三国内)を目指すこととなりました。メンバーは、Koyaさんを隊長として、HYMLの12名+marikkaさんの愛犬ジェイ君です。 天気は青空が広がっていますが、うっすらと靄がかかっていて、遠くの視界はっきりとしません。
 
 
 

 
 民家最終除雪地点から林道沿いに疎らな林の中に入ります。 しばらく平坦な林道を進んでいきますがやがて密生した細いシラカバの林の中に進んでいきます。


 

 徐々に傾斜が増していきますが、今日はお天気が良く、この季節としては比較的雪質も良いので順調に高度を稼いで行きます。 途中からは尾根に上がり、尾根沿いを進むと目指す山頂と思われる頂きが見えてきますが、本当の山頂はさらにその奥となります。


 

 右手に先月訪れた目国内岳を眺めながら登っていくと標高930メートル付近で急な壁となります。 距離は短いのですがかなりの急斜面で、雪質も悪く先行するメンバーが苦労して登っています。 これはスキーで登らない方が早いと判断し、ザックの脇にスキーを固定してツボ足で斜面を登ることとしました。 

 

 急斜面を登り切ると比較的幅の狭い尾根が続き、その先の雪庇の先に目指す頂上が見えています。 ツボ足で登っている間に先行するメンバーが既に山頂に到着していて人影が見えています。 見かけより斜度のある狭い尾根を登り、雪庇の脇を慎重に通り抜けるとようやく山頂に到着です。



 山頂で40分程寛いで青空に広がるニセコ連峰の大パノラマを楽しみ、いよいよ苦手の下山となります。 山頂直下の狭い尾根を慎重に下り、ツボ足で登った急斜面は大きく横に迂回して何とか切り抜けることが出来ました。 860メートル付近から右の沢に降り、大きく迂回しての下山となりました。 スキー上級者には「美味しい」斜面の連続ですが、初心者にはなかなかハードな斜面でした。
 KoyaさんとHYMLの皆さんのおかげで今シーズン最後となる山スキーを存分に楽しむことが出来ました。


山頂からの大パノラマ(フェルさん提供)



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