馬追丘陵〜瀞台 (273m)
                                                                2007. 2.11  


コースタイム(休憩時間を含む)

登山日 2007年02月11日
                                     
     『登り所要時間 2時間20分 休憩を含む』 
馬追の名水駐車場 08:20  カーブミラー横 08:50  尾根取付き 09:05  瀞台山頂 10:40
 『下り所要時間 2時間25分 休憩を含む』
瀞台山頂 10:50  260Mポイント 11:10 【昼食】  260Mポイント 11:55 トンネル 12:45 馬追の名水駐車場 13:15


【ひとくちメモ】

  長沼市内を抜けて、さらに直進すると「馬追の名水」公共駐車場があり、駐車場が登山口となります。 駐車場は冬でも除雪
 されており、15台程度は充分に駐車出来る広さです。
  頻繁に水くみに来る方居るので、邪魔にならないように駐車しましょう。 名水公園にはトイレは設置されていませんので
 長沼市街地の外れにある冬でも使える公衆トイレ(道路脇に看板有り)で用を済ませてから登りましょう。
  コースの中は自衛隊のミサイル基地があり、基地との境界には無粋な鉄条網が張り巡らされています。 誤って入ると
 自衛隊にの警備員に追いかけられる(らしい)ので注意が必要です。
 
  この場所は、有名な「長沼ナイキ基地訴訟」の舞台でもあります。

 


 
 今日はネット仲間のSugaさん御夫婦、Fujimoさん、アニマルトラックの先生Tadaさん、以前ニペソツへ御一緒したUmeさんと馬追丘陵から瀞台を目指すこととなりました。 このエリア、温泉に入るため訪れたことはありますが、登山目的で訪れたのは初めてです。 今回の「足」はスキーではなく、先頃購入したスノーシューです。 Myスノーシューでの本格的なデビューです。
 馬追の名水駐車場で準備を整えて出発します。
 
 
 

 
 午前8時30分集合という予定で、現地まで1時間30分と予想し、朝7時少し前に自宅を出発したものの、予想以上に車の流れが良く、約50分で長沼町の馬追の名水駐車場に到着してしまいました。 まだ集合時間までは40分近くあり身支度を済ませ、ストレッチをしていると程なくSugaさんの車も到着。 挨拶を済ませ、用意を済ませ名水脇の登山道に取り付きます。 登山道にはツボ足で登った跡がクッキリと残っていて迷う心配は無さそうです。 雪もスノーシューが無くても行けそうな深さですが、安全策を取ってスノーシューを装着して進むこととなりました。


 

 静かで気持ちの良い林の中やっくりと進んでいきます。 春には山菜、秋にはコクワや葡萄も採れる豊かな森だそうですが、今は雪一色の白い世界となっています。 やがて徐々に斜度が急となり、道路に付けられたカーブーミラーが目印の尾根への取り付きとなります。 尾根の上の自衛隊のレーダーサイトがだんだん近くなって来ます。


 

 登り切って尾根に出るとやがで自衛隊が設置しフェンスが現れます。 フェンスに沿いながら更に稜線上を進むと、やがて林道が現れ、林道歩きとなりれます。 静かな森の中をTadaさんにアニマルトレッキングの説明を聞き、感心しながら更に進むと瀞台方向を示す案内板に辿り着きます。 林道から瀞台への尾根道に取り付き、急な斜面を約20分登り切ると瀞台に到着します。




 頂上には、昭和20年代後半から30年代に測量のために設置された四角い「天測点」と点測点の説明板、地元の山岳会が設置した立派な登山記録用のボックスが設置されています。 眼下には鉄条網を挟んで、自衛隊のミサイル基地が見えています。 天望は周辺の山々を見渡すことが出来るが、無粋な自衛隊の鉄条網が違和感を醸し出している。


 

 瀞台から戻り、来た道を引き返し、途中の斜面から260メートル地点にある稜線で昼食を取ることとしました。 出発した時点ではドンヨリした曇り空でしたが、徐々に青空が広がりだし、穏やかなライチタイムとなりました。 遠くには夕張方面の山々の稜線、眼下には長閑な由仁町の田園風景が広がっています。 帰りは途中から夏道へと進むこととしましたが、途中来るときは靄に隠れてはっきりとは見えなかったミサイル基地のレーダーサイトをはっきりと見ることが出来ました。




 夏道の途中には、自衛隊の専用道路が通っており、大きな排水パイプを利用して作られたトンネルを通ります。 トンネルを通らず道を横切ると自衛隊の警備兵が追いかけて来るそうなので(経験者有り)必ずトンネルを通過しましょう。 偵察衛星で全て覗かれる時代にここだけ警戒しても意味が無く、テロ対策のために施設周辺のみの警備で良いと思うのだが配備されているミサイル同様、警備の方針も「旧式」なのかと思ってします。
 トンネルをくくり抜け、青空が広がる林の中を通り抜け、午後1時過ぎに駐車場に到着しました。

 下山後は由仁町のユンニの湯で汗を流し、充実しての帰宅となりました。


GPSログトラック(一部トラックが乱れています)



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