シャクナゲ岳〜チセスキー場コース (1074m)
                                                                2007. 3.31  


コースタイム(休憩時間を含む)

登山日 2007年03月31日
                                     
     『登り所要時間 1時間20分 休憩を含む』 
チセヌプリスキー場リフト最終地点 09:50  チセヌプリ分岐 10:19  スキーデポ地点 11:10

 『下り所要時間 1時間 休憩を含む』
山頂下 12:40  チセヌプリ分岐 13:10  チセヌプリスキー場駐車場 13:40


【ひとくちメモ】

  今回は、登りにチセヌプリスキー場のリフトを利用しました。1回券は1人250円ですが、約1時間の登り時間の短縮が出来ます。
  このコース、天気が良ければ絶景を楽しむことが出来ますが、視界が悪いと目標物が少ないので迷いやすく危険ですから注意が
必要です。
  一部雪崩が心配される斜面もありますので、天候や積雪の状態に注意が必要です。
 
写真提供 marikkaさん、felさん <(_ _)>


 


 
 今日は、「行く冬を惜しんでニセコへ」という趣向で、ネット仲間のmarikkaさん、felさん、Tutumiさんの4名でチセヌプリスキー場からシャクナゲ岳を目指すこととなりました。 当日は青空が広がり、しかも無風という絶好のお天気に恵まれました。
 
 
 

 
 チセヌプリスキー場のリフトを利用して一気に標高800メートルのリフト終点まで登ります。 リフト終点からは既にシャクナゲ岳の山頂が青空をバックにクッキリと見えています。 準備を整えてシャクナゲ岳へ出発します。 リフト降り場のネットの隙間を出ると、シャクナゲ岳方向は小さな沢となっており、斜滑降しながら下り、沢から再び斜面を登ると後はチセヌプリ、シャクナゲ岳方面へと続く広いバーンに出ます。
 

 

 シャクナゲ岳方面は殆ど大きな木が生えておらず、視界が一気に広がります。 シャクナゲ岳の斜面には既に何人かの登山者の登っていく姿が豆粒のように見えています。 目を右に移すと、通称「ビーナスの丘」と呼ばれる2つの無名峰がこんもりとした穏やかな斜面を見せています。


 

 広いバーンをゆっくりと登っていくと、やがて短いやや急な登りとなります。 この斜面初心者には丁度良い傾斜で、しかも障害物が全く無いので、帰りの滑りが楽しみです。 この斜面を登り切ると、シャクナゲ岳の最後の急な斜面が直ぐそこに迫ります。




 山頂直下のコルに到着します。 ここはシャクナゲ岳とビーナスの丘のコルとなっていて、丁度一息入れるには良い平坦な場所となっています。 いよいよ難関の最後の急斜面に取り付きます。 最後の斜面は既に雪が堅くなっており、雪質も悪く、私のスキーの腕前では下りのコントロールが難しいと判断し、スキーをデポしツボ足で山頂を目指すこととしました。 同行者は、果敢にもスキーで山頂を目指します。 


 

 しばらくツボ足で登ってみましたが、キックステップでも歯が立たない堅い急斜面もあり、山頂まであと僅かの距離を残す地点で安全を考えて引き返すこととしました。 同行者も結局最後までスキーでは行けず、途中からツボ足となりました。 ということで、山頂は踏んでおらず、山頂写真は同行者から頂いた物です。




 先に単独でコルまで降りたので、同行者が降りてくる間を利用して、昼食を取る食堂作りをすることとしました。 持参したスコップで長い溝を掘り、溝の縁にスキーを載せると「山頂食堂」の出来上がりです。 山頂から降りてきた同行者と素晴らしい景色を見ながらゆっくりと楽しい昼食となりました。
 今日は、すばらしい青空にも恵まれ、「行く冬を惜しんでニセコへ」という趣向にピッタリの山行となりました。

 



GPSログトラック(一部トラックが乱れています)



    山の目次へ