徳舜瞥山〜ホロホロ山 日鉱鉱山跡コース
                                               2006. 06.24 


コースタイム(休憩時間を含む)

登山日 2006年06月24日
 豊
登山口駐車場 09:42  旧道分岐 10:42  徳舜瞥山山頂 11:38 
   『登り 1時間56分』
徳舜瞥山山頂 12:02 ホロホロ山山頂 12:54   徳舜瞥山山頂  13:40 
 『往復 1時間38分』
徳舜瞥山山頂  13:50  旧道分岐 14:48  登山口駐車場 15:20
 『下り 1時間30分』
【ひとくちメモ】

 登山口は、三段の滝公園から更に旧青年の家跡地のキャンプ場へ向かいます。 三段の滝手前に現在は通行止めとなっている
旧道に「徳舜瞥山登山口」という看板が撤去されず残っていますので間違えないように注意して下さい。
 長く続いた工事も終了し、登山口までは快適な舗装道路が続きます。 以前は大きな石がゴロゴロした酷い道でした..... (>_<)
 登山口から少し登った左側に巨大な陥没が起こっており、登山道に近いので非常に危険です。 いつ周辺が崩れ落ちても
おかしく無い状態なので充分注意しましょう。
 


  
  今回は、本格的な夏山シーズンを控え、足馴らしを兼ねて徳舜瞥山へ登ります。 天気予報は「曇り」とパットしませんが、お花狙いということで、登山口へ向かいます。 メンバーは、Marikkaさん、Tutumiさん、そして私の2名です
  登山口から眺める山頂は、厚い雲の中。 次第に天候が回復するという予報を信じて登り始めます。



 登山口には既に7〜8台の車が停まっています。 道路整備に伴い整備された駐車場は、登山口の少し手前に設置されており、入山ポストからが本格的な登山道となります。2001年頃の洪水の影響で以前の登山道は押し流されて、整備されてまもなく押し流された登山道の丸太が相変わらず宙に浮いた状態となっています。
 流された石で河原のようになった沢にはピンクのリボンが設置されていて、迷うことはありません。
 



 湿気が多く苔むした登山道を登っていくと、小さな沢となっており、徒渉して登った場所が、水場となっており、小さなベンチが設置されています。 この付近には「風穴」の穴が沢山あり、穴からは冷たい風が吹き出しています。
 この付近から、ボツボツと登山道の両側にお花が顔を出してきます。 

 

  天望が利かないガスの中、ゆっくりとお花を楽しみながら登って行きます。 かがて旧道との分岐に到着します。 ここまで約1時間、登山口には山頂まで100分という表示がありますが、休憩時間を入れると約2時間というところが実際の所要時間です。
 分岐からしばらくは、大きな木が密生した樹林帯となります。 斜度は緩いのですが、雨上がりの時は滑りやすいドロドロの道となりますので注意が必要です。



 しばらく登っていくと、次第に背の低い白樺の樹林帯となり、山頂まで600メートルという標識が立つ九合目となります。 600メートルというと、すぐそこが山頂というような感じがしますが、実はここからが結構長く、なかなか山頂にたどり着きません。 ハイマツが広がる森林限界を通り過ぎ、急な登りを登り切るとようやく山頂です。  山頂は既に沢山の人で賑わっていました。




 賑わう山頂を避けて、少し離れた所で軽く昼食を取ります。 相変わらず天候がイマイチで双耳峰となっているホロホロ山山頂も厚いガスに包まれて見えません。 ホロホロ山へ向かうかどうか迷いましたが、お花が綺麗という他の登山者の会話が耳に入り、行けるところ迄ということで、山頂直下の急な登山道をホロホロ山へ向かって下ります。




 ホロホロ山までの尾根の鞍部は、お花の宝庫となっていて、ウコンウズキ、ハクサンチドリ、シラネアオイ等がひっそりと咲き乱れていました。 お花の写真を撮りながら、最後の急な岩場をよじ登り、結局ホロホロ山山頂まで行ってしまいました。 ホロホロ山山頂には、何か小さな虫が沢山飛び交っていて、早々に退散します。
 帰りにほんの一瞬徳舜瞥山の山頂が顔を出してくれました。


 生憎のお天気でしたが、予想以上のお花に巡り会うことが出来て、満足度の高い山行となりました。 このコースは既に5〜6回訪れていますが、初心者でも縦走気分が味わえて、なかなかお薦めのコースです。
 帰りには北湯沢温泉で一汗流し帰宅。 大きな露天風呂が有名なホテルですが、日帰り入浴は700円と意外にリーズナブルでした。







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