今回の山行は、雪を求めつつ、山小屋での宴会を楽しもうという趣向です。 メンバーは、いつものレギュラーメンバーのMarikkaさん、あかねさん、Minoさん、そしてフェルさんです。 天気予報によると、青空も期待出来そうですが、車の窓から見える山は黄砂の影響か、霞んではっきりとしません。
今年のはっきりしない週末の天気からすれば、まあ青空だけでも充分満足ですが...........
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今日は、残り少ない雪を求めて日勝峠の日勝トンネル上部の日勝ピークを目指すことになりました。 標高は1445メートルとかなり高い山なのですが、正式な名前はなく、普通「日勝ピーク」と呼ばれているようです。 トンネルの入り口横の駐車帯に駐車して、身支度を調えます。 トンネル横の斜面には、先行者が数名見えており、その他にも沢山のスキーの跡が残っています。 今日は天候にも恵まれ、トンネルの斜め上には、目指す日勝ピークが青空をバックに白く輝いています。
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トンネルの直ぐ脇の登り口はなかなかの斜度ですが、登り切ると緩やかで広々とした大斜面が広がっています。 上の斜面には沢山のスキーヤーが広い斜面を縦横無尽に滑りを楽しんでいます。 広い斜面は、最初は緩やかな斜面で、ゆっくりと頂上を目指して直線的に登っていきますが、次第に斜度が急になり、一気に汗が噴き出します。 標高が上がるに従って風が少し出てきましたが、汗ばんだ体には丁度良い涼しさです。
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今日は、天気が良いのですが、数日前から道内各地で観察されている黄砂の影響か、遠くは霞んでいて、天望はイマイチですが、近くの山々は白い稜線を輝かせています。頂上の斜面が近づくにつれて、斜度はどんどん急になり、斜面をジグを切らなければならなくなって来ました。 この斜面の角度では、私のスキーの腕前では帰りはかなり「苦戦」しそうです。 帰りの斜滑降用の斜面を探しつつ、最後の斜面を喘ぎながら登っていきます。 登っている横の斜面をスキーヤーが、見事なテレマークでスタイルで次々に豪快に滑り降りていきます。
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ようやく斜面を登り切ると、ハイ松が顔を出している頂上に到着です。 夏の登山道が無く、正式な名前も無いため山頂には標識もなく、少々寂しいですが、頂上の奥には沙流岳が白い稜線を見せていました。 頂上から付近の山の名前を確認し、記念写真を撮った後、風を避けて頂上下の斜面でランチタイムです。 恒例の山頂ビールで乾杯した後、山並みを楽しみながらゆっくりと昼食を取りました。 午後1時過ぎに山頂を出発し、一気にトンネル駐車帯を目指しますが、予想したとおり堅めの急斜面に手こずり、なかなか上手くスキーに「乗る」事が出来ません。 ウルトラボーゲンと斜滑降でズルズルと斜面を這いずりながら、やっとの事で、駐車帯に到着です。 条件が悪くなると、やはり「付け焼き刃」のスキーテクニックは役に立たないようで、来シーズンに向けて大きな課題となりました。
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下山後は、清水町の「剣小屋」へ向かい、貸し切り状態で夕食兼反省会(単なる宴会とも言う)を楽しみました。 翌日は、近くの山へ行く予定でしたが、翌朝目覚めると雪が舞っていて、天気予報は「曇り時々雨」の予報。 一気にテンションが下がり、温泉&グルメの旅に変更し、しばらくぶりのトムラウシ温泉で雪の舞う露天風呂を楽しみ、鹿追の話題のランチバイキングを楽しんで帰宅しました。
今回は、同行した皆さんのおかげで楽しい週末となりました。
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つかの間の青空をバックに春の緑の奥に白く輝く日高の山々。
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日勝ピークへのアプローチGPSトラック
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